新たな習慣を身に着けるには?
英語勉強をはじめても続けることができません。
どうすればいいでしょうか?
「英語を話せるようになりたい!」と思い立ち、教材を買って始めるけど、
いつの間にか「止めていた。。」という人は多いと思います。
どんなことにも言えますが「継続すること」は難しいもの。
とくに新たな習慣を身に付けることは簡単なようで難しい。。
逆に言えば新たな習慣を身に付けることが容易にできるようになったら、これからの人生が全く違うものになるということ!
ここでは英語を話すようになりたいけど「英語勉強が続かない」と悩むあなたに継続させるコツに関して紹介したいと思います。
英語を勉強する目的を明確にする
まずやるべきことは目的を明確にすること!
目標を決定し計画する!大人の英語勉強スケジュールでも少し紹介しましたが、継続できない根本的な理由は、「成し遂げたい」と強く思える目的がないことです。
それは心から湧き出る願望と言っていいでしょう。
- なぜ英語を勉強するのか?
- なぜ英語を話せるようになりたいのか?
- なぜ英語が必要なのか?
今一度考えてみる必要があると思います。
考えるときは必ず紙とペンを用意しましょう。
そして上に挙げた質問に対する答えを次々と書いていきましょう。
そうすればおのずと答えが導かれると思います。
人によっては「英語は勉強するまでもない」という答えに行き着くかもしれません。
それはそれでいいんです。今やるべきことでないのならやる必要はないんです。
ただなんとなく「英語を勉強してみたい」では英語は身に付きません。
まずは、英語を勉強しなければいけない目的を心の底から拾い出してください。
そうすれば「続かない」の解決は90%完了したようなものです。
小さなできることを繰り返す
勉強というとどうしても人は皆、「難しいことをしないといけない」と考えます。
じゃないと「学んだことにならない!」と思ってしまうものです。
しかし、難しいことをやろうとしても続くはずがありません。
そして、その必要もないんです。
会話というものはもともと簡単なものです。小学生に満たない子供でもできるものです。
だから英語を学ぶことに置いても、中学生で学ぶ英語をやり直せばいいだけ!
そして、いきなり多くやる必要もありません。「毎日テキストを10ページこなす!」となれば、誰でもその量に圧倒されてしまいます。
しかし1ページだけなら「やろう!」という気も起こるはず。少し体調が悪くても「1ページだけなら」と手が出せると思います。
それぐらい小さなことだからこそ、継続しやり遂げることができるわけです。
有名なアフリカの格言に「象を食べるには一口ずつ」というものがあります。
これと同じように、英語勉強も一つずつ着実にこなしていけば、大きなものを手に入れることができる!
だから焦らず、小さなことをくり返すよう心掛けてみて下さい。
数を多くしない
人には欲があります。だから英語勉強に関しても「欲」が出てしまいます。
その欲とは、
「これをすればもっと!」
「あれもすればもっと!」
「それも併用すればもっと!」
という「すぐに!すごく!できるようになりたい」という欲です。
だから、一つのテキストを買ったばかりなのに、
- 「こちらのテキストもしないと!」
- 「あちらのテキストも必要だ!」
- 「その表現は覚えていたほうがいい!」
と言って、テキストを買いあさってしまいます。
そしてその量に圧倒されて、やる気をなくして継続できなくなるわけ!
英語勉強するための教材は数多くする必要はありません。
極端な話、1冊だけでもいいぐらいです。
中学英語が学べる1教材を何回も何回も繰り返すほうが確実に英語力が身に付きます。
This is a penが「これはペンです」と分かるのは、何回も何回もThis is a penと聞いたから私たちは分かるわけです。
だから一つのテキストを何回も何回も繰り返すことが英語を確実に身に付ける手段なわけです。
基礎英語さえ学べばあとは実践あるのみです。
私たちも実践で日本語を習得してきたはずです。ゆえにテキストは数多く必要ありません。
今ある習慣に引っ付ける
新しい習慣を身に着けるには、いまある習慣に引っ付けることが有効です。
これは科学的にも証明されている方法で、if then planning(イフゼンプランニング)と言われるものです。
例として、読書習慣を身に着けようと思ったら、
・昼食時間になったら、食事を食べる前に本を開ける
といったようにするわけです。
if then(もし、ランチタイムになったらその時)
planning(本を開ける)
という公式なわけです。
すなわち身に付いている習慣である「ランチをとる」に「読書」をくっつけるわけですね。
これが驚くほど新しい習慣を身に付けることに効果があるわけです。
私もこの方法を使うことで数多くの習慣を身に着けることができました。
- 風呂に入る前に(if then)体重計に乗る(planning)→体重管理の習慣
- 職場に着いたら(if then)スクワットをする(planning)→筋トレの習慣
- 夜、歯磨きをしたら(if then)明日やることを紙に書き出す(planning)→計画する習慣
などなど
英語に関して言えば、
車に乗ったら(if then)カーステレオで英語教材を聞く(planning)→英語勉強の習慣
ですね。
新しい習慣を身に付けれず継続できないのは、新たにやりだそうとするから出来ないだけ!
人を操る潜在意識は新しいものを排除する働きがあるから、それはしょうがないんですね。
でも、もともとある習慣に引っ付けると潜在意識もダマされて新しい習慣が身に付きやすいんです。
これはほんと効果てきめんなので、ぜひやってみてください。
まとめ
ここでは「英語勉強が続かない!」と悩む方に、継続させるコツを紹介しました。
継続できない根本的な原因は「目的がハッキリしていない」ことが一番だと思います。
これさえハッキリできれば、あとは紹介した「習慣づけるテクニック」を使えが確実に習慣づけることができます。
今一度、「英語を勉強するのはなぜか?」と自分に問いかけてみてください。
そして、「めんどくさい」がなくなる本の著者:鶴田豊和さんも「簡単な英語音声教材を隙間時間に聴くことを3年続けることができれば英語は話せるようになる」とおっしゃられています。
大きな壁も少しずつ登れば必ず越えられます。英語も少しずつ欲を出さず進むことができれば必ず話せるようになるものです。
だから慌てず、小さく着実に進んでみてください。
ちなみに習慣に関する書については下記のページで詳しく紹介しています。
【続かない人必見!】大人の英語勉強を継続するコツ関連ページ
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- 通勤中に活躍するオーディオブックでも読める習慣を身に付けることができる本を紹介しています。
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